日鉄 溶接棒 S-16V φ4.0mm × 450mm 5kg/小箱 軟鋼用 被覆アーク溶接棒

商品仕様

メーカー

日鉄

溶接法

被覆アーク溶接棒

鋼種

軟鋼用

系統

低水素系

溶接作業

立向下進溶接用

棒径・線径(Φmm)

4.0mm

棒長・長さ(mm)

450mm

内容量(kg)

5kg

電流範囲（ACまたはDC棒±）

立向下進：140〜220A

JIS規格

Z 3211 E4340-U

AWS規格

A5.1 E7048該当

型番

S-16V

棒端色

棒端色：赤　棒横色：青

船舶認定

NK，ABS，LR，DNV，BV

生産国

日本

用途

造船、機械、橋梁などに用いられる軟鋼（SS400、SM400など）の重要構造物の立向下進溶接

商品説明

日鉄溶接工業のS-16 φ4.0mm規格の溶接棒は、通常の製品よりも50mm長い450mmの長さを持っています。
このロングタイプは、特にJIS検定試験などの溶接技能者試験で好まれる選択肢です。

長さが長いことで、連続して長いビードを引くことが可能となり、作業の効率が向上します。 この溶接棒は安定したアークが得られることが特徴で、幅広い使用電流範囲に対応しています。
これにより、異なる厚さや種類の材料に対しても柔軟に対応することが可能です。

耐割れ性、機械的性質、そしてX線検査における優れた結果が、この溶接棒の信頼性をさらに高めています。 造船、機械製造、自動車産業、建築、橋梁建設など、多岐にわたる分野での応用が見られます。

特に、強度が求められる部材や各種圧力容器、厚板軟鋼に適しており、中炭素鋼や快削鋼といった溶接が難しい鋼材に対しても優れた性能を発揮します。

全姿勢での溶接が可能な日鉄溶接工業の低水素系溶接棒は、その長さ、耐割れ性、機械的性質など、多くの利点を備えています。これらの特性が溶接作業の質と効率を大幅に向上させるため、幅広い産業での採用が推奨されます。

使用方法・注意事項

溶接棒を使用する前には、300〜350℃で60分間の乾燥が必要です。下進溶接を行う際には、溶接棒の先端を母材に軽く接触させ、40〜80°の運棒角度でストレート運棒で溶接を行ってください。
ブローホールやピットの発生を防ぐためには、アークが発生する際にはバックステップ運棒を使用することが推奨されます。

溶接棒の乾燥は、溶接時の品質を向上させるために欠かせないステップです。溶接棒が湿気を含んでいると、溶接時に不良な溶接線やブローホール、ピットの発生などの問題が生じる可能性があります。そのため、溶接棒を十分に乾燥させることは、溶接作業の品質を確保する上で重要です。

下進溶接においては、溶接棒の適切な接触と運棒角度が溶接の成功に大きく影響します。母材に軽く接触させることで、溶接線の安定性が向上し、40〜80°の運棒角度でストレート運棒を行うことで、溶接作業の精度が高まります。

ブローホールやピットの発生を防止するためには、アークが発生する際にバックステップ運棒を採用することが有効です。バックステップ運棒は、溶接線の均一性を保ち、溶接作業全体の品質を向上させる役割を果たします。

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